藍について話そう
栃木県宇都宮で、蒅づくりの見学をさせていただきました。
急な申し出にも関わらず、宇都宮大学の佐々木先生はじめ、桑窪藍花の鈴木先生はじめ
みなさまが快く見学させてくださりました。
去年の藍の乾燥葉に水を加え、満遍なく含ませる作業です。
それを樽に入れて発酵させ蒅にします。
この日は、おおよそ200キロの生葉を乾燥させたものを仕込みました。
葉山で200キロの生葉を育てることができるだろうか・・・・っと
不安がよぎりましたが、とにかく手を動かして、仕込みました。
仕込んだ藍の乾燥葉です。
こちらは、去年仕込まれた蒅。
この日は、蒅で藍建てするところも見学させていただきました。
鈴木先生のお言葉で
「藍は、おおらかに楽しんでください」
ということばが印象的でした。200きろの足元にも及びませんが、今までは、買っていた藍染を染めてみたいと思いはじめ、今年はじめて種を蒔き、育てはじめました。
自分の思い描く藍の色に染めるとことがどんなに大変なことか、改めて感じています。
谷由紀子さんに出会って、藍染が好きになりましたが、お金をだして手に入れることと
種から育ててその色に近づけることの大きな違いに圧倒されています。谷さんが本当に伝えたかったことは、ここに隠されているように思っています。
初心者でまだまだまだですが、宇都宮からもどった次の朝には、沈殿藍から葉をとりだし
消石灰をいれ、沈殿藍を仕込みました。
長い長い旅路に出たような気分です。
道のりを楽しんでおおらかに藍とともに過ごしていきたいと思います。
あ、本業、おべんとうと気功も引き続きおおらかにがんばっていきます。
でも、藍、たのしい!
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